JR松戸駅西口から歩いて約5分。
今回は、駅前の繁華街を抜けた旧水戸街道沿いにある「おこめと笑顔の店ハラダ」をご紹介します。
米屋として、お米をメインに販売しているお店です。
道路沿いはマンションやビルも立ち並んでいますが、かわいらしいイラストと大きな看板が目につきやすいので、道に迷う心配はありません。
お店の前は、駐車可能な空きスペースになっています。
最初は桶屋さんだった!?江戸中期から続く老舗のお米屋さん
道路を挟んだお店の向かいには、旧店舗である大正時代に建てられた日本家屋があります。
店内ではお米だけではなく、ご飯のお供となるふりかけや調味料、食後の一服にぴったりな、お茶やお菓子類も販売しています。
お店の歴史は古く、江戸中期に桶屋として始まりました。
桶で運ぶ商品として、お米を取り扱ったことから発展し、今に至っているとのこと。
松戸市内は、昔はお米屋さんが60店舗以上あったようですが、今は6〜7店舗にまで減っていると、店主である原田さんからうかがいました。
このお店を知るきっかけとなったのは、「一升餅」。
1歳のお祝い行事に、子どもが一生食べ物に困らないことを願って「一升餅を背負う」という風習があります。
しかし近年は、お餅だと行事後に食べきるのが大変なので、一升米にするのが流行っているのだとか。
私の子どもももうすぐ1歳になるため、お祝いの「一升餅」ネットなど探していたところ、このお店を知りました。
高級感あふれる店内!専門店ならではの商品ラインナップ
高級感がただよう店内に入ると、店主の原田さんがあたたかい笑顔で迎えてくれました。
看板のあたたかなタッチと同じ、やさしい笑顔の原田さん。
内装は、老舗旅館のような和風の落ち着いた雰囲気です。
お店の奥は窓になっており、覗くと精米機などの機械が並んでいました。
入口から入って、正面にはレジが置かれていて、左手側にはお米が並んでいます。
スーパーでよく見るタイプのビニールの袋に入っているお米も一部ありましたが、多くは茶色の米袋に入った商品ばかり。
ひとつひとつに高級感を感じます!
さすがお米の専門店だけあって、種類ごとにお米の特徴が詳しく書かれていました。
公式HPからのネット購入も可能。
全国配送してくれますが、松戸市とその近隣市であれば、お店の方が配達してくれるそうです。
店頭では、3kgからの金額が表示されていましたが、公式HPでは1kgから販売されていました。
日本人の主食であるお米なら、お祝いの贈答品としても喜ばれること間違いなしなはず!
五穀米・玄米・黒米など!健康が気になる方におすすめ!
五穀米や玄米、黒米も販売されていました。
黒米はビタミンEが豊富に含まれており、老化防止にも効果があるのだとか。
モチモチした触感で、白米に混ぜて炊くとご飯が紫色になって、よりおいしく食べられるそうです。
わかりやすいお米の比較表があったので、お米の知識がない私には、とても参考になりました。
味噌などの調味料や、こめ油なども並びます。
ご飯のお供のふりかけやご飯に混ぜ込む混ぜご飯の素、梅干しなども豊富に販売されていました。
お米だけじゃない☆食後にピッタリなお茶やお菓子も販売
食後にぴったりなお茶やコーヒー豆も陳列されています。
コーヒーに関しては、ブラジルにある農園で栽培している豆を仕入れているのですが、販売に至った経緯を聞いてびっくり!
取引先のお米農家さんの先代が、ブラジルへ移住して農園を経営されており、その縁で販売させていただくことになったそうです。
老舗ならではの、歴史や縁を感じるエピソードですよね。
店内にはコーヒーのように、取引先の農家さんとのつながりで販売している商品を多く取り揃えております。
レジ横には、お茶請けとなる煎餅などのお菓子類もありました。
私が来店した時は、午後で食後だったこともあり、思わず甘いものに目がいってしまいます。
つい店頭に並んでいた、杏仁豆腐を購入してしまいました♪
来店中、何度かお米の注文の電話が鳴っていました。
「〇〇様、いつもありがとうございます!」
という店主の原田さんの声から、お得意様だと知ることができました。
古くから松戸でお店を守り続けてきたからこそ、お得意様が多いこともうなずけます。
9月〜10月は、一般的に新米が入荷される時期です。
普段お米屋さんを利用する機会がない方でも、「おこめと笑顔の店ハラダ」でおいしい新米を購入してみてはいかがでしょうか?
おこめと笑顔の店ハラダ
住所:千葉県松戸市松戸1867-1
アクセス:JR「松戸駅」西口から徒歩約5分
定休日:日曜・祝日
営業時間:9:00-18:00
駐車場:なし(店舗前又は横の車路スペース)
TEL:047-362-3109