おばあちゃんが焼く愛情たい焼きに心温まる、北小金駅からすぐの名店「てまり」

今回ご紹介するのは、JR常磐線北小金駅の南口から徒歩4分のところにあるおばあちゃんが焼く鯛焼き店です。

午後になるとおやつとして「何か食べたい!」と思った時に子どもと一緒によく訪れます。

JR常磐線北小金駅の南口からイオン北小金店沿いに歩くと、スクランブル交差点があります。
北小金駅周辺は、古くは「小金宿」と呼ばれた宿場町でとても歴史が深い町です。

北小金の歴史

歩行者デッキには、観光地ならではの名所案内がありました。

北小金は江戸時代頃から水戸街道の宿場町として栄え、古くは「小金宿」と呼ばれていました。駅周辺には「あじさい寺」で親しまれている本土寺や小金城跡保全を目的とした公園「大谷口歴史公園」など歴史にあふれた観光地が多数存在します。

スクランブル交差点を小金宿通り方向に渡ると小金宿について書かれた案内板がありました。

また、北小金といえばマツモトキヨシの創業の地でもあります。
写真は撮れていませんが、マツモトキヨシの歴史を記した案内板もありました。

そのまま小金宿通りを少し歩くと左に見えてくるのは、「てまり」です。
目の前には「ドラッグストアマツモトキヨシ松戸小金店」があります。

分厚い鯛焼きが特徴

伺った際には、鯛焼きがすべて売り切れていて、おばあちゃんがちょうど新しい鯛焼きを焼いていました。
あま〜いおいしそうな匂いが漂い、焼き立てが食べられる嬉しさでいっぱいでした♪

ラインナップは、つぶあん、こしあん、カスタードの三種類。

鯛焼きを待っている間にお店のことについておうかがいしました。
昨年伺った際には、鯛焼き1個100円でしたが、昨今の物価高騰で1個150円に値上げしたとのこと。
それでもボリュームは変わらず、ずっしりとした鯛焼きが150円で食べられるのは、ありがたい限りです。

そしておばあちゃんは80代で、元気である限りお店は続けていくそうで、とてもほっこりする時間を過ごすことができました。

焼きたての鯛焼きは、ほっかほかで今すぐに頬張りたくなる大きさ。
こんなにずっしりした重さの鯛焼きは、今まで食べたことがありません。

子どもは待ちきれずに冷ましながら、食べていました♪
私は自宅へ持ち帰り、焼きたてをいただこうと思います。

横から撮影してみたら、びっくり!

ちょうどおやつ時の時間だったので、私はカスタード鯛焼きを持ち帰り、コーヒーとともにいただくことにしました。
その前にどれくらい分厚いか横から写真を撮ってみたところ、写真でもわかるくらいの分厚さで、尻尾はカリッと香ばしく、中の生地は見た目通りのもっちり感で、私は1個でお腹いっぱいになってしまいました。
子どもは、帰り道にペロリとカスタード鯛焼きを完食しどうやら、こしあんの方も食べたい様子だったので、一緒に食べてみることにしました。
こしあんは優しい甘さで、子どもは2個目とは思えない食いつきで取り合いになるほどおいしい鯛焼きです(笑)。

おばあちゃんの作る鯛焼きは食べる価値あり

「てまり」は定休日の水曜日以外は、11時半頃から営業しています。
雨の日はお休みすることもあるそうなので、晴れている日に行くことをおすすめします。
そして、通りかかる方が匂いに誘われ、立ち止まっている様子がみられ、待ち列ができていました。午後は4時か4時半くらいまで営業しているそうですが確実に食べたい時は、午前中に訪れた方が良いかもしれません。
「てまり」の愛情こもった鯛焼きを片手に、北小金の歴史あふれる町をお散歩をするのもすてきですね。
一度食べてみたら、ほっこり心もお腹も満たされるおばあちゃんが作る鯛焼きをぜひ食べてみてはいかがですか?

てまり
住所:千葉県松戸市小金66-3
アクセス:JR常磐線「北小金駅」徒歩約4分
定休日:水曜日、雨の日は休む可能性あり
営業時間:11時30分~16時00分もしくは16時30分
駐車場:なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。