今日は北小金にある町中華「中華飯店 成忠」を紹介します。
最寄り駅は常磐線の北小金駅。
松戸市の北東で、すぐ隣は柏市に面しています。
駅周辺には、イオンをはじめさまざまな飲食店があり適度ににぎやか。都心部からも近く買い物も便利で、とても住みやすそうな街です。
成忠さんは、北小金駅の南口をでて国道6号に向かっていく途中にあります。
6号沿いと言えるくらい6号に近く、駐車場もちゃんとあるのがうれしいですね。
町中華ならではの、赤のれんに曇りガラス。これは入る前から期待しちゃいます。
店頭には手書きメニューと食品サンプルのショーケースもありました。
一番上にはなぜかビクター犬が首をかしげています。
メニューは、五目そばに五目炒飯、中華丼に酢豚、餃子、野菜炒め、それにお重のような装いのかつ丼もひかれますね。
どれもおいしそうな、王道町中華の人気メニューが並びます。
中に入ると、「はいどうぞ!いらっしゃいませー」と女将さんが元気に迎えてくれます。厨房からも声掛けがあり、なんだかうれしいですね。
すでに常連さん?が1組、食事を終えてなにやら談笑していましたが、アウェイ感はまったくなく、なんだか全体的にほっこりする雰囲気。
赤い4名がけのテーブル席が3つと、同じく赤いカウンター席が6つあり、奥には畳の座敷もあるようです。
1人で入店しましたが、カウンター席ではなく、広い4名テーブル席に案内してくれました。
カウンター席は厨房の真ん前。
調理の音と香りがアリーナ席で拝めます。
テーブルメニューには、麺類、スープ類、御飯類、一品料理が並んでいました。
麺類にはタンメンやチャンポン、さらには夏限定ですが冷やし中華もあります!
御飯類には親子丼やオムライス、カツカレーとこれも町中華の王道メニューがずらり。
そしてやっぱり出前もやっているようです。写真には入らなかったのですが、表に出前用のバイクがありました。
ふと上を見ると、これまた町中華定番の黒札メニューがありました。
各ラーメンにはお得に半カレーや半炒飯が付くセットもあるようです。
さらに壁には、アルコールメニューもいろいろとありました。
卓上調味料もシンプルでいい感じ。
アサヒビールのグラスにはキンキンのお冷を入れてくれました。
待っている間には、何かを焼く音、中華鍋がカンカンと鳴る音、そしてテレビから流れる音がとても心地いい。
ファストフードのようにすぐでもなければ、待ちくたびれる程待たされもしない。手際よく調理されて提供されるのも町中華の大切な要素ですね。
これぞ王道、ザ・チャーシューメン
このビジュアルをみただけでおいしさが伝わるはず!
スープは濃い醤油味。
でも、濃いのは見た目だけで、結構あっさりコク旨なスープです。
麺は玉子麺のような色合いの、もっちりちぢれ麺。
それにシャキシャキメンマと、のり、なると、刻みねぎ。
やや厚めにスライスされたチャーシューは、やわらかいけど噛み応えもあって絶品。
これだけでごはんが食べられそうなのと、写真だとちょっとわかりにくいですが、これ実はチャーシューが何層にも重なっていて、結構な量でした。
一口すすれば、これは間違いないおいしさ!
実はセットにしていた半炒飯と、餃子が時間差ででてきました。
炒飯がおいしい町中華は間違いない!と思っていますが、ここの炒飯は特においしかったです。具はシンプルですが、中華味がしっかりしているしっとり系炒飯。これだけで主役を張れます。
そして、やや丸っこい餃子はこれまたしっとり系で、具だくさんの餡には旨味がぎゅっと詰まっていました。最後に鼻に抜けるにんにくがしっかりきいています。
あっという間に完食。
水はセルフですが、ちょうどいいタイミングでおかわりをもってきてくれました。
この、見ていないようで見ている接客っていいですよね。気兼ねなく食事できます。
きっとこのあたたかい接客が地元の人を集めて、さらに、変わらぬ味が「また来よう」と思わせているんだと思います。
やっぱり成忠は間違いない!
中華飯店 成忠
住所:千葉県松戸市東平賀486
アクセス:JR常磐線「北小金駅」から徒歩約10分
TEL:047-343-3313
営業時間:11:00 – 15:00 17:00 – 21:00
定休日:木曜日