今日は、JR武蔵野線の新八柱駅と、新京成電鉄の八柱駅が最寄りの「天つね」を紹介します。
新八柱駅と八柱駅の駅前にはロータリーがあって、飲食店やドラッグストア、美容院や歯医者などが駅前にまとまっていてとても便利。
さらに2つの路線が交わっているだけあって、人の行き来も非常に多くにぎやかな駅です。
そんな駅前から少しあるいたところに「天つね」はあります。
店構えはシンプルかつ物静かな佇まいで、よもや高級店では？！と思うかもしれませんが、しっかりおいしい天ぷらが、比較的リーズナブルな価格で味わえる最高のお店です。
周辺は駅前と違って、閑静な街並み。
ここは、さくら通りといって、春には見事な桜並木で有名なところです。
毎年春には八柱さくら祭りが開催されて、桜並木にさまざまな屋台が立ち並び、吹奏楽や和太鼓、チアダンスなどのステージも展開されて多くの人が集まります。
特に提灯のあかりに映える夜桜は一見の価値ありです。
そんなさくら通りに、「天つね」さんはあります。
あまり派手な看板ではないのが、逆にいいですね。味でしっかり勝負しているお店のようです。
店頭のメニュー。
コースもありますが、通常の食事メニューは天ぷらめしと天丼の2択。
値段を見るとちょっと贅沢なランチになるかな、なんて思うかもしれませんが、お店を出る頃にはきっとまた違う見方になります。
店内はこぢんまりとした静かな空間。
カウンターで調理している割烹着姿の店主と、接客係の女性があたたかく迎えてくれます。
カウンター席が4席、テーブル席が3席。
先客は老夫婦が1組。
下手なBGMはなくて、店内で天ぷらをあげるジューシーな音のみが聞こえます。
天ぷらを揚げてる音っていいですね。久しぶりにちゃんとこの音を聞いた気がします。
店内メニューには、夜のメニューもありました。
単品小鉢、お酒にあいそうです。
この日はとても暑い日でしたが、出てきたのは外気温に負けないくらいの熱々のお茶。
でも、涼しい店内と、熱いお茶で不思議と汗がひいていきます。
勿論、お水もお願いするとでてきますよ。
この日はオーソドックスに天丼を注文。
メインの天丼に、汁物、サラダ、お新香がのってます。箸置きがうさぎ。
天丼のえびが大きすぎて、写真からはみ出ます。
インパクト強のえびの天ぷら！
この食欲をそそるビジュアル！
この日の野菜は、なすにしめじにかぼちゃ、それにおくらもありました。
それにえびが2本と、いかがのってます。
ご飯がみえないけど、下のほうにもちろんしっかりありますよ。
ほんとにさくさくな衣で、油感もなくすっきりした後味。
天ぷらは油で味が決まるとも言われますが、ここの天ぷらはいくつかの油をブレンドして使っているそうです。
衣はさくさくしすぎず、言うなればさくシャク。
ここのは絶妙の汁気があって、さくシャクしてます。
やっぱり天ぷらは揚げたてが一番です。待っている時に聞いていた、あのジューシーな音の正体がこれかと思うと、よりおいしく食べられますね。
そして、その天ぷらにからむタレがまたほどよい甘辛さで絶品。
やや濃い味付けがご飯にぴったりです。
汁物はシンプルな味噌汁。
とうふとわかめが入っています。
小鉢をあけるとお新香が。
これも手作り。
食べる分だけとって、小皿にのせます。
あっという間に完食してしまいました。
あぶらものが胃に残りがちな年頃の私ですが、今日はそんなこともなさそうです。
一休みして、帰るときには割烹着姿のご主人も「暑い中、ご来店ありがとうございました。またどうぞお越しください。」ってカウンターから声をかけてくれました。
そんなに暑そうにしてたかな？（笑）と思いつつ、こうしてちゃんと見てくれてるのはうれしいですね。
このクオリティーの天ぷらが、この値段でいただける「天つね」はお値段以上にお得です。ぜひ、みなさんも絶品天ぷらを食べてみてください。
天つね
住所：千葉県松戸市常盤平陣屋前1-13
アクセス：JR武蔵野線「新八柱駅」、新京成電鉄「八柱駅」から徒歩約4分
TEL：047-388-4766
営業時間：11:00-14:00／17:00-22:00
定休日：月曜日
