今回ご紹介するのは、JR常磐線松戸駅の東口から徒歩7分のところにあるパン屋さん「ブーランジェリー・ラ・マシア」です。
戸定通りはお散歩にぴったり
松戸駅東口を出て、ショッピングモール「プラーレ松戸」の前を通り過ぎると、歴史と緑が調和した「戸定（とじょう）通り」にさしかかります。
駅前の賑やかな雰囲気から一転、落ち着いた住宅街が広がるこの通りは、お散歩にもぴったりなエリアです。
そのまま戸定邸方面へ少し歩くと、戸定通り沿いに「ブーランジェリー・ラ・マシア」が見えてきます。赤い窓枠が目印で、外観もとても可愛らしく、パンの香りと温かな雰囲気に誘われて、思わず足を止めたくなるお店です。
パンを購入したあとは、戸定邸や戸定歴史館などの歴史スポットを巡るのもおすすめ。自然と文化が融合したこのエリアは、休日のリフレッシュにも最適です。
近くには川沿いの道もあり、春には桜、秋には紅葉が楽しめるので、パンを片手に季節の風景を楽しみながらの散策も格別です。
戸定通りってどんな場所？
「戸定通り」は、明治時代に建てられた歴史的建造物「戸定邸」や「戸定歴史館」へと続く、穏やかで静かな通りです。
戸定邸は、水戸藩最後の藩主・徳川昭武の別邸として建てられ、現在は国の重要文化財にも指定されています。
周囲には緑が多く、四季折々の景色が楽しめるため、地元の方のお散歩コースとしても親しまれています。
こうした歴史と自然が調和した雰囲気の中に、パン屋さんが溶け込んでいるのが「ラ・マシア」の魅力のひとつです。
春や秋には、歴史館でイベントが開催されることもあり、観光とあわせて訪れるのもおすすめです。
観光協会推奨品の戸定あんぱん
「ラ・マシア」には何度か訪れていますが、毎回ショーケースの前でどれにしようか迷ってしまうほど、パンの種類がとても豊富。惣菜系からスイーツ系、季節限定のパンまで幅広く取り揃えており、パン好きにはたまらないお店です。
子どもと一緒に訪れても、小ぶりなパンが多いので、いろいろ選べてます。
店内はコンパクトながらも清潔感があり、パンが見やすくディスプレイされていて、選ぶ時間も楽しくなる空間です。
「ブーランジェリー・ラ・マシア」のパンは、どれも素材の良さと丁寧な手仕事が光る逸品ぞろいです。
今回購入したのは、抹茶食パンです。抹茶好きにはたまらない濃い抹茶の中にもしっかり甘みもある上品な食パンです。
次に見た目も可愛いあんぱんとカレーパン♪子どもにはぴったりなミニサイズで子どもは大喜びでした。
そして忘れてならないのが松戸市観光協会が推奨する名物パンの一つ、戸定あんぱんです。徳川葵をかたどった、つぶ・コーヒー・抹茶の3種のあんが入ったあんぱんで、どれも上品な甘さで、地元の歴史にちなんだ名前も親しみやすく、お土産や手土産としても人気です。
その他惣菜パンも豊富で、ランチや軽食にぴったりの味がそろっています。季節限定のパンもあり、何度訪れても新しい味に出会える楽しみがあります。
地元に愛される、あたたかなお店づくり
「ブーランジェリー・ラ・マシア」の魅力は、パンのおいしさだけではありません。店員さんの接客もいつも丁寧であたたかく、初めて訪れる人にも親切に対応してくださいます。
心地よい空気感が地域の人々に愛されている理由なのだと感じます。
イートインスペースはありませんが、パンを買った後は近くの「戸定が丘歴史公園」や「戸定邸」のベンチでゆっくり味わうのもおすすめ。お天気のいい日には、歴史ある街並みと自然の中でのんびりとランチタイムを楽しむことができます。
松戸に来たら立ち寄りたいパン屋さん
松戸駅から徒歩圏内とアクセスも良好で、観光やお出かけのついでにふらっと立ち寄れる「ブーランジェリー・ラ・マシア」。
その魅力は、地元に根ざした温かさと、どれを選んでも満足できるパンのクオリティにあります。街歩きのお供に、お土産に、そして自分へのご褒美にも。
松戸に訪れた際には、ぜひ一度足を運んでみてください。何度でも通いたくなる、そんなパン屋さんです。
Boulangerie La Masia （ブーランジェリー ラ・マシア）
住所：千葉県松戸市松戸1349
アクセス：JR常磐線「北小金駅」徒歩約7分
定休日：日曜日
営業時間：10:00～20:00
駐車場：なし
