季節のお花に癒される!「東松戸ゆいの花公園」を散策

厳しい暑さも落ち着き、秋がやってきましたね。
そんな時に、癒しを求めてふらっと立ち寄りたいのが、今回紹介する「東松戸ゆいの花公園」です。

東松戸駅から徒歩8分。東松戸中央公園や八柱霊園の近くにあり、車で行くにも、北総線と並行して走るさくら通りからも近く、うれしい無料駐車場もあるという便利さです。
松戸市内も大きな運動公園や、遊具が充実した公園は数多くありますが、ちょっと癒しを求めるならば、ゆいの花公園が断然おすすめです!

実は公園の名前になっている「ゆいの花」とは、実際にある花ではないそうです。
「市民一人一人が『花』によって結ばれ、『花』を通じて輪が広がり、心の潤いや安らぎを感じてもらえれば」という思いを「結(ゆ)いの花」という名前に込めてます。

たしかにここはいつ行っても季節の花が咲いていて、ボランティアの方々によってよく整備されている様子がうかがえます。
小さい子でもわかりやすいように花の名称も丁寧に書かれているのもうれしいですね。

閑静な住宅街にあるので、落ち着いてちょっと考え事をしたり、仕事の合間にベンチでお弁当を食べたり、花の匂いに包まれて読書なんてのも良さそうです。

駐車場は、道路を挟んで隣にある東松戸中央公園と併用。最大で40台停められます。
穴場的スポットなのか、平日の駐車スペースはかなり余裕がある印象です。

いざ、癒しのゆいの花公園へ

閑静な住宅街にひっそりとたたずむ癒しスポット。
知る人ぞ知る場所なのでしょうか。混雑することもなく、でもいつも誰かがいる。
ひとりひとりが思い思いの時間を過ごせる場所です。

今回訪問したのは9月下旬。
上手く写真におさまりませんでしたが、マリーゴールドで「ゆいのはな」の文字になっていました。丁寧に手入れが行き届いていますね。

「マグノリア」で一息

公園を少し進むと見えてくる、方舟のような形をしたレストハウス「マグノリア」。
屋内外にテーブルやいすが置いてあります。
中にはみどころガイドがあり(訪問した一週間前に情報が更新されていました)、今園内で咲いている花が写真つきで紹介されていました。

訪問したときは、シュウメイギク・ジニア・サマーポインセチア・シモツケ・ヤナギバルイラソウ・キバナコスモス・サルスベリ・フヨウ・ヤマハギが紹介されていて、あまり見かけない珍しい花が多いなと思いました。

さらに奥には、植物を紹介している絵本が並んでます。子どもたちも楽しめそうですね。
もちろん、きれいなトイレもあります。

園内一番奥にある「バラのアーチ」

ここの見所はバラのアーチ。
写真ではバラを見せられませんでしたが・・・アーチの前に広がる芝生で寝転んだり、ベンチで休んだりと楽しめそうです。

公園というか庭園の雰囲気ですね。
でも、誰でもふらっと立ち寄ることができます。
一般的な公園のように遊具があるわけではありませんが、手入れされた自然を感じられる場所です。
子どもからお年寄りまで、花が好きな方はもちろん、花に詳しくない方でも楽しめるような掲示物だったり、説明文が随所にあって、この公園を作っている方々の温かさを肌で感じます。

ゆいの花公園は、花だけではなく草木も種類が豊富で、街中でもよく見かけるものやめったに見かけないものまで本当にバラエティ豊か。
「見たことあるけど、こんな名前だったんだ~」と新たな発見もきっと多いはず。

これをボランティアの方々だけで運営してるというのがすごいですね。
合わせて何人くらいの方がいらっしゃるのかわかりませんが、訪問したときにも、草花に水をまいているボランティアの方がいらっしゃいました。

目いっぱい遊び回る公園もいいですが、たまにはゆいの花公園へ癒しを求めて足を運んでみてもいいのではないでしょうか。

東松戸ゆいの花公園
住所:千葉県松戸市東松戸1-17-1
アクセス:JR武蔵野線・北総線「東松戸駅」より徒歩約8分
連絡先:街づくり部 公園緑地課 047-366-7380
開園時間:3月から10月まで 9:00~17:00
11月から2月まで 9:00~16:30
休園日:毎週月曜日(祝日・休日の場合は翌日)
年末年始(12月28日から1月4日)
駐車場:40台

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。