寒さが和らいできた近頃、散歩に行くには丁度いい気温ですよね。日差しを浴びながら散歩をしていると、早咲きの桜が咲き始めているのを見つけました。
それでは、今回は春が近づいているのを感じながら散歩ができる「坂川親水プロムナード」をご紹介します。
短い距離でも満足感のある坂川沿道
新松戸駅から徒歩35分と駅から少し遠いですが、坂川を身近に感じることのできる、地元の方々に愛される散歩道です。
散歩コースに50m間隔で現れる休憩場所には、ベンチと遊具があるので休憩しながら子どもたちを遊ばせることもできます。少し短いコースですが時間をたっぷりと使って遊べるのが魅力です。
親水プロムナードの入口は、大きめの広場と屋根付きのベンチのある休憩場所です。
遊具はありませんが、この場所は猫に出会えるスポットです。ひなたぼっこをしている猫と一緒に休憩もできるくらい、人懐っこい猫が多いですよ。
休憩所から少し歩くと、桜の木のトンネルが見えてきます。
地元の方の桜の名所としても知られる「坂川親水プロムナード」は、桜が川に向かってアーチをえがいているため、桜のトンネルをくぐっているような感覚を味わえます。
訪れたのは、2月末なのでまだ桜は咲いていませんが蕾がぷっくりと膨らみかわいらしい形をしていました。桜の蕾が開き、ピンク色のトンネルになる姿を想像するだけでわくわくしますよね。
さまざまな花が咲く自然に溢れた散歩道
舗装された道は、川と花壇に挟まれています。
花壇にはさまざまな種類の花が咲いていて、花を見るだけでもとても楽しい場所です。桜もたくさん植えられていますが、所々に現れる花壇には、チューリップやパンジーなどがあります。
チューリップは1列にキレイに並んでいます。3月になってチューリップが咲いた景色を想像すると春が楽しみになりますね。
花壇を子どもと一緒に見ながら散歩できるので、子どもに自然に触れてほしいと考えている方にもとてもおすすめのスポットです。
休憩所がたくさんあるから安心
散歩道を歩くと現れる休憩所には、ベンチと魅力的なオブジェのような遊具があるのが特長です。
子どもの頃に遊びにきていましたが、遊具の遊び方の正解はいまだによくわかりません。それでも、子どもなりに考えていろいろな遊び方ができるので、発想力も鍛えられていいですよね。
それでは、休憩所の一部をご紹介します。
こちらの休憩所は、上にのってユラユラする遊具が2つ置かれています。
気になるのが、手前に見えるパイプをぐるぐるしたような遊具ですよね。子どもの頃は、上に登ってみたり、トンネルのようにくぐってみたり、ぶら下がったりして遊んでいました。
他の公園ではなかなか見られない遊具なので、特別感がありうれしかったのを思い出します。
さらに歩き続けると、白い塔とトンネルが現れます。
トンネルは、ただくぐるだけではつまらないので、ぶら下がったりしながら遊んでいました。
大人になってから通ると素通りしてしまうような所も、子どもの頃はとてもわくわくしていたなと改めて実感し、大人になったことをしみじみと感じる散歩道でした。
「坂川親水プロムナード」は、しっかりと舗装された道になっています。川と花壇に囲まれて、車道との境目には溝もあるので子どもが道路に出る危険も少なく安心して遊べるようになっています。
さらに、西側が川になっているので夕方になると夕陽がぽかぽかと散歩コースを照らしてくれます。春には、夕陽と桜を1度に写真に収めることのできるスポットでもあります。
旭町中学校や小学校からも近く、平日は子どもたちの声を聞きながらゆっくりと散歩するのもいいですよね。子どもと楽しく散歩したいと思ったらぜひ、「坂川親水プロムナード」を訪れてみてください。
坂川親水プロムナード
住所:千葉県松戸市西馬橋4-610
アクセス:常磐線「新松戸駅」から徒歩35分