あじさいとハナショウブの名所!松戸市平賀の「長谷山 本土寺」

気が付けば、今年ももう梅雨入り。

歳を重ねるにつれて、日が経つスピードがどんどん速くなっているのを感じます。

「今年こそあの場所に行こう」

そう思っていたのに、いつの間にか今年が終わり、

「来年こそ絶対に行く!」

心に決めても、またいつの間にかその年が過ぎていく…

そんなループにはまっていましたが、ついに今年、行くことができました。

松戸市が誇るあじさいの名所「長谷山 本土寺」です。

「長谷山 本土寺」ってどんなところ?

「長谷山 本土寺」は、鎌倉時代の1277年に創建されて以降、長きにわたり、この地を見守っています。

また、別名「あじさい寺」と呼ばれ、地元の方々に親しまれてきました。

広い境内には多種多様のあじさいが花をひらき、お参りに訪れる人々をやさしく迎えてくれます。

さっそく境内を散策します!

参道の先にある仁王門です。

江戸時代初期に建てられたそうで、歴史の深さを感じられます。

仁王門をくぐると、その先はまるで別世界です!

わさわさと元気に芽吹く新緑に、思わずフーっと深呼吸。

新鮮な空気をからだいっぱいに取り込みました。

境内に入るとすぐにたくさんのあじさいを見ることができます。

日本のあじさいと言えばこちらの「ホンアジサイ」。

「長谷山 本土寺」にも、ホンアジサイがたくさん咲いていました。

丸く立体的で、ぽわんとした形がかわいいです♪
土壌の酸性度によって、咲かす花の色が変化するそうです。

あじさいの中でも人気が高い「アナベル」も咲いています。

真っ白で清楚な雰囲気が漂っていて、とても魅力的です♪

一眼レフカメラを構えた人たちがアナベルの周りに集まって、一生懸命シャッターを切っていました。

西洋のあじさい「カイピリーニャ」も見ることができます。

コロンと小さめで、柔らかい印象です。

明るいグリーンから白へと花の色が変化し、最終的には秋色アジサイへと変化するので、年間をとおしてたのしめる品種になっています。

ハナショウブも見どころです

「長谷山 本土寺」はあじさいだけでなく、ハナショウブの名所でもあります。

今年はハナショウブがキレイだと聞いていたので、とてもたのしみにしていました♪

どきどきしながらハナショウブが咲く方向に行くと…

見ごろとなったハナショウブがとってもキレイに花を咲かせていました!

一面に咲くハナショウブは圧巻です。

白、紫、薄紫の落ち着いた色合いが和の雰囲気にぴったり♪

年配の女性方が、

「あら~。キレイだねぇ♪」

「まぁ!ステキ!」

と言いながら、ハナショウブを観察していました。

コケや竹やぶも鑑賞できます

雨上がりのタイミングだと、ツヤツヤした元気なコケも見られます。

触ってみると、じゅうたんのような感触で、ふかふかしていました。

境内には立派な竹やぶもあります。

サワサワと、葉のこすれる音が心地良いです。

裏手には、緑いっぱいの小道がありました。

この辺りは人が少ないので、キレイな空気を感じながらゆっくりお散歩したい時におすすめです。

境内はとっても広く、かつ高低差があるので一周歩くだけでも体力を要します。

でもご安心ください!

至る所に休憩用のベンチがあるので、疲れたら座って休憩することができます♪

入り口付近には自動販売機もあるので、水分が不足しがちな夏でも安心です。

「長谷山 本土寺」は、あじさいやハナショウブだけでなく、春は桜、秋は紅葉、雪が降る冬は雪化粧と、季節をたのしめるお寺です。

境内は坂が多いので、歩きやすい靴で行くのをおすすめします!

また、参道には飲食店が点在しているので、ゆっくり休憩をすることもできます♪

境内の近くに駐車場もあるので、お近くにいらした際はぜひ「長谷山 本土寺」にも足を運んでみてください。

長谷山 本土寺
住所:千葉県松戸市平賀63
アクセス:JR常磐線北小金駅より徒歩10分
TEL:047-346-2121
拝観時間:5:00-17:00(最終 16:30)/有料参拝期間は9:00-16:30(最終 16:00)
駐車場:境内には駐車場はございません。本土寺の無料駐車場は収容台数が少ないため、参道両脇にある有料駐車場に空きがある場合は駐車することをお勧めします。
Instagram:@hondoji_hananotera

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。