「新松戸」のローカルな公園、電車も見られる「とちの木公園」

今回ご紹介する「とちのき公園」は、流鉄流山線「幸谷駅」から徒歩10分、JR「新松戸駅」から徒歩13分ほどの場所にあります。

大きな鉄塔の隣に位置する公園で、「新松戸駅」から向かう場合は武蔵野線の線路下をくぐった先に見えてきます。

車通りが少ない閑静な住宅街にあるので、平日昼間は近隣の保育園児たちが訪れているのをよく見かける、穏やかな公園です。

名前の由来にもなっている、たくさんのとちの木

「とちのき公園」の名前の由来はもちろん、とちの木が植えられているから!

新松戸エリアには、公園ごとに決まった木が植えられており、それぞれの公園にその木にちなんだ名前がつけられているんです。

「とちのき公園」の園内には、とちの木の説明書きがあり、読めば大人もふむふむと勉強になる内容です。

「とちのき公園」のとちの木の葉っぱはとても大きいので、よく園児が葉っぱに穴を開けて、お面のようにして遊んでいるのを見かけます。
手持ちのハンカチと比べて見るとわかりますが、大人の手の平以上の大きさがありますね。

落ち葉を踏むとパリパリと大きな音がするので、秋には落ち葉で遊ぶのも楽しそうです。

5月から6月頃にはとちの木の先端に白い花が咲くので、初夏の時期の「とちのき公園」はとってもキレイです。

今回私が訪れたのは8月末だったため白い花は見られませんでしたが、青々とした草木から夏を感じることができました。

また、バッタなどが元気にぴょんぴょん跳ねていて、それを見つけた息子もとっても楽しそうにしていました。

小さいながらも、充実した遊具と設備

「とちのき公園」は近隣住民のために作られた公園のため、見た目はいたって普通のローカルな公園です。

敷地面積もそれほど大きくはありませんが、公園内にはすべり台、ブランコ、鉄棒、砂場と一般的な遊具が全て揃っています。

少し小ぶりなすべり台は、高さも160cm程度と低めなので、小さい子どもでも安心して遊ぶことができます。

また、ビックリしたのが砂場の大きさです。
「とちのき公園」全体の大きさに対して、砂場にはかなり広いスペースが確保されているので、大人数で遊んでも窮屈に感じることはありません。

また、公園が手すりでしっかり囲まれていることも、小さい子どもを持つ親の目線としては重要なポイントですよね。
親の見守りなしで、放課後に児童だけで遊ぶ場所としても最適です。

さらに、遊具の他にも、園内には水道やトイレ、ベンチといった一般的な設備もきちんと揃っているので、安心して長い時間子ども達を遊ばせることができますよ。

電車好きなら絶対よろこぶ!線路に囲まれた公園

この公園のおすすめは、何といっても線路に2重に囲まれていること!子どもウケ抜群です!

この公園はJR新松戸駅と隣のJR南流山駅の間に位置しており、貨物列車用の線路と武蔵野線の線路が「とちのき公園」を過ぎると1つに合流するのです。

なので、公園の中央に立つと、左右から電車が走って来るのを眺めることができます。

南側の武蔵野線の間隔はおよそ10分おき程度で、かなりの高頻度。行けば必ず見ることができるでしょう。

北側にある貨物列車用の線路には1日数本しか通らないので、少しレア感があります。
私は平日10時30分ごろに貨物列車が通過するのを見ることができました!

また、平日の午前中は保育園や幼稚園の園児たちが多い時間帯のため、貨物列車の車掌さんが汽笛を鳴らしてくれることも!
子どもたちは大喜びで、黄色い歓声があがっていました。

みなさんも、緑ゆたかな「松戸市」の「とちのき公園」で、電車を眺めながらのびのびとした時間をお過ごしください!

とちのき公園
住所:千葉県松戸市新松戸4-293
アクセス:流鉄流山線「幸谷駅」から徒歩10分、JR「新松戸駅」から徒歩13分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。