圧巻の一斉放水!「令和6年松戸市消防出初式」で防災を学ぶ|八ヶ崎

一度は見てみたいな〜と思っていた消防出初式。

今年はタイミングよく、お天気にも恵まれ、「松戸市制施行80周年記念 令和6年松戸市消防出初式」に行くことができました!

場所は、八ヶ崎にある「松戸市消防訓練センター(松戸東警察署隣)」です♪

出初式って何?

出初式(でぞめしき)とは、消防の仕事始めの行事です。

新春恒例の行事となっていて、毎年一般公開されます。

出初式といえば迫力満点の消防演習!

この演習を見たくて、息子と父と三人で行ってきました。

令和6年松戸市消防出初式はどんなことをやったの?

今年の松戸市消防出初式は、

式典
松戸市消防音楽隊の演奏
松戸市幼年消防クラブ員によるマーチング
松戸市少年消防クラブ員による訓練披露
松戸市消防職・団員による消防演習

がとりおこなわれました。

松戸市幼年消防クラブ員は、ニ三ケ丘幼稚園(松戸市二ツ木)の鼓笛隊です。

幼稚園児とは思えないくらいのクオリティのマーチングを披露していました!

園児でもこんなに上手に演奏できるの!?

と、私も、周りの大人もびっくりしていました。

マーチングの間は、消防車や救急車の運転席に乗って記念撮影をされる人も多かったです!

訓練披露では、心臓マッサージや、消火器での消火活動を見ることができました。

こういうのを見ると、自分もいざというときのために学び直したり、練習しておかなきゃいけない気持ちになります。

「最後に消火器の操作をしたの、いつだったっけ…?」

「自宅にも消火器を置いておかないとな〜」

そんなことを思っている間に、いよいよ最後の演目が始まりました。

松戸市消防職・団員による消防演習は、実践さながらの演習です。

ビル火災が発生したシチュエーションで、消防車が出動します。

ウ〜〜ウ〜〜!

カンカーン!カンカーン!

大きなサイレンを鳴らし、砂埃を巻き上げながら、次々と走っていく消防車。

その後ろから、ピーポーピーポーと2台の救急車が追います。

まずは消防隊員が逃げ遅れた人を救出し、怪我人を救急搬送しました。

次に、建物内から脱出できなくなった消防隊員が、ロープをビルの外に垂らし、緊急脱出!

そして、ポンプ車による一斉放水です。

一斉放水の時は、大人も子どもも大興奮!

息子も

「わっ!!」

と驚いて、ポンプ車が放水している様子をジーッと観察していました。

ほどなくして火が消し止められ、訓練は終了しました。

終わりの挨拶を経て、令和6年松戸市消防出初式は閉幕となりました。

防災について考えるきっかけとなった出初式

「一斉放水が見てみたい!」

最初はそんな軽いノリで行ってみた出初式ですが、終わる頃になると、気持ちはすっかり真面目モードに…

命をかけて市民を守ってくれる消防隊や救急隊の姿を見て、自分も防災や救急の知識をつけなきゃいけないなと思いました。

家に帰ってから、さっそく松戸市の救命講習を調べてみました!

普通救命講習会が定期的に開催されているようです。

せっかくの機会なので、今年中に受講しようと決めました。

受講内容は心肺蘇生法や止血法とAEDの講習です。

流れとしては、
WEB講習、確認テスト、修了テスト、実技講習を経て受講完了だそう。

「テスト」と聞くと、なんだか緊張してしまうし、面倒に感じますが、知らないよりは知っていた方がいいですし、損はありません!

幼児・小児対応の普通救命講習会もあるので、ご興味がある方は、松戸市消防局のホームページをチェックしてみてください。

出初式は、市民をたのしませてくれる行事ではありますが、それだけでなく、たのしみを通して防災への意識、消防への信頼を市民に持たせることが目的だそうです。

一年も経つと、防災意識も薄まってくると思うので、また来年も出初式に行こうと思います!

松戸市制施行80周年記念 令和6年松戸市消防出初式
開催日:令和6年1月13日(土)10時から
住所:千葉県松戸市八ヶ崎4丁目50番地の2 松戸市消防訓練センター
アクセス:JR常磐線各駅停車「馬橋駅」東口から「馬橋駅入口」バス乗車し「八原台」下車、徒歩1分
JR武蔵野線「八柱駅」3番線からバス「松戸東警察署」下車、徒歩1分
出初式日の駐車場:臨時駐車場がありますが、台数が少ないため公共交通機関で行くことをおすすめします

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。