活用の幅は無限大! 松戸駅すぐ近く『春雨橋親水広場』

夏真っ盛りという季節になってきましたね。今年はここ数年中止されていた夏祭りや花火大会が軒並み開催され、各地でにぎわいを見せています。

暑い時期でもなにかきっかけがあれば外に出ようって思ったりしますよね。
そんなみなさんにおすすめしたいのが、今回ご紹介する「春雨橋親水広場」です。

春雨橋親水広場ってどんな場所なの?

ここ、春雨橋親水広場は、松戸駅から歩いてすぐのところにある、地域交流の拠点となっている広場です。
駅から近いということもあり、周辺には飲食店や商業施設、マンションなどの住宅が並んでいます。
実際に行ってみると、建物の間に突然広場が現れたので、ちょっとびっくりました。

そばに流れている坂川

この広場は坂川という川のほとりに存在します。坂川は辿っていくと、最終的に江戸川に合流します。
住宅地に沿って流れている川ということから、昔は生活排水の直接の排出先だったようです。
地域の人たちにとっては、なくてはならない川だったということですね。
この説明を見ると、広場周辺にマンションや戸建てが多いのも納得できます。

坂川にかかる橋

坂川には橋が架かっているのですが、この橋が地元の人にとっては良い抜け道となっているようで、取材中も駅に向かうであろう歩行者や反対に帰宅に急いでいるような自転車がビュンビュン通過していきました。
車が通れる幅はないので、歩行者や自転車が、近道として利用しやすいのだと思います。

満を持して開催される「松戸宿坂川献灯まつり」

そしてこの春雨橋親水広場では、8月に「松戸宿坂川献灯まつり」が開催されます。
感染症の影響により、今年は約4年ぶりの開催となるそうです。
取材時も、提灯やのぼり旗がたくさん設置されていました。

私も松戸周辺に引っ越してきてからは初めてのお祭りの開催になるので、提灯が並べられているのを見ただけで、いよいよ夏が来たな~とワクワクしてしまいました(笑)。

広場では縁日やステージイベントの開催が予定されているそうです。
また、実際に灯篭を流すこともできるそうで、とってもロマンチックですね。
私は予定があって残念ながら行くことができないので、予定の合う方はぜひ行ってみましょう!

先ほどご紹介した、坂戸川5号橋近くの通りにも、のぼり旗が等間隔に設置されていました。

フリースペースとして活用できる広場

こちらの親水広場は、お祭りで縁日やイベントができるほど広々としたスペースが特徴的です。
最近ではボールを使った遊びが禁止となってしまっている公園も増えてきているので、ボール遊びが許可されている春雨橋親水広場はかなり魅力的なのではないでしょうか。

また、広場の地面がきちんと整地されているので、砂まみれになる心配はありません。
お子様の靴汚れが気になる方も安心です。

広場の使い方は写真のように看板に記されています。
最低限のモラルやマナーを守れば、幅広く活用することを許可されているのがいいですね。

広場のすぐ下には坂川が流れていますので、運動や遊びをする際は、ボールを川に落としたり、川に足を踏み入れないように気を付けてくださいね。

広場の反対側には、ちょうど木陰のかかるベンチが設置されています。
坂川をみながら浴びるそよ風が気持ちいいですよ。
取材した時は夏だったので見ることができませんでしたが、桃の木がたくさん植えられているので、春にはたくさんの桃の花を見ることができるようです。
桃の花を見ながら、広場やベンチでお花見やピクニックをするのもよさそうですね。

今回ご紹介した春雨橋親水広場は、献灯まつりの開催だけでなく、散歩やボール遊びなどさまざまな用途で利用することができます。
季節によっては外に出るのが厳しい、と感じる人は多いと思うので、こちらの広場に足を運んで、お祭りに参加したり、体を動かす遊びを家族や友人としてみるのはいかがでしょうか。

春雨橋親水広場
住所:千葉県松戸市松戸1810-1
交通:JR常磐線・新京成線「松戸駅」から徒歩約5分
電話番号:047-366-7359(松戸市役所建設部 河川清流課)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。