昭和46年に開園したという「小金原公園」は開園から約50年間、長年地域住民の憩いの場所として重宝されて来た場所です。最寄り駅の新京成常盤平駅からは徒歩28分。電車でのアクセスにはちょっと不便な場所でもあります。だからこそ、地元住民や車や自転車で訪れる家族連れに長い間愛され続けているのでしょう。
公園に面した「いちょう通り」は秋には葉が黄色に色づき、美しい景観を眺めることができるんだとか。周辺には小金原団地や小金原体育館もあり、たくさんの人たちの生活の一部として存在しているようです。
今回はそんな大通りに面しているにも関わらず、日常の喧騒とは程よく距離をとることができる「小金原公園」をご紹介します。
舗装された道路
公園内の道路や広場はきれいに舗装され、小道にも十分な道幅もありました。自転車でも安心して入園可能!もちろんベビーカーを押しながらでも安心して気軽に立ち寄れます。これは「小金原公園」の魅力の1つ。明るいレンガ調の道路のなかにいると、気持ちも晴れやかになってきます。
また、ベンチが点在しているのもうれしいポイント。平日には地元のおじいさんやおばあさんが休憩をしていたり、将棋を打っている姿があったりとなんだかほっこりしてきました。
公園周辺にはコンビニをはじめ、鉄板焼きやお寿司屋さん、ハンバーガー屋さん、パン屋さん、そしてアイスクリーム屋さんまで、多くの飲食店がありました。
なかにはテイクアウトが利用できる飲食店もあったため、公園のなかでのんびりピクニック気分、食事をとるのもいいでしょう。私もパン屋さんで焼きたてパンを購入し、ゆっくりランチを楽しみました。
緑豊かな広大な敷地
公園内に一歩足を踏み入れれば見渡す限り緑があふれます。大通りに面し、団地が近くにあるとは思えないほどの自然の癒し空間が広がっていました。お散歩道にもところどころにベンチや街灯が設置されています。これはうれしいポイントですね。
小金原公園の広さは30,163平方メートル。東京ドーム3分の2ほどの敷地があります。公園のなかにはトイレも完備。安心して長時間過ごすこともできそうです。
子どもたちも楽しめる園内には遊具も充実
広大な敷地だからこそ公園だということを忘れてしまいそうですが、「小金原公園」には、子どもたちも楽しめる遊具もたくさん設置されていました。定番の砂場やブランコはもちろん、小さなお子さんでも安心なキリン柄のミニすべり台まで!木製複合遊具なども設置されており、子どもだけではなく大人も一緒にアスレチックも楽しめそうです。お天気がいい日には、自然のなかで家族や友人とのびのびと過ごすのもいいでしょう。
敷地内には野球場も
「小金原公園」の4分の1のスペースは「野球場」になっていました。木々が生い茂るなかに広がる「野球場」には、休日は野球を楽しむ子どもたちや、それを応援する人たちのにぎやかな声が聞こえてくるんだそう。
今回伺ったのは平日のお昼時間だったこともあり、人影が少なくゆっくりとした時間が流れていました。今日みたいにグランドを独り占めできるような日であれば、軽くジョギングをしたり、ストレッチをしたりと外の空気を感じつつ呼吸をしながら、楽しむこともできそうです。
日常からちょっと離れて憩いの時間を
いちょう通りを行きかう車や、雑踏とした日常からはなれてちょっと休憩したいとき、家族や仲間との時間をのんびり過ごしたいと思い立ったとき、ぜひ、自然豊かな「小金原公園」でリフレッシュ時間をすごしてみて。
住宅街にあらわれた、自然豊かなゆったりリフレッシュスポット「小金原公園」。いちょう通りのいちょうが色づく時期に、また私も訪れて贅沢なのんびり時間を過ごしたいと思います。
小金原公園
住所:千葉県松戸市小金原6-10
アクセス:新京成電鉄新京成線「常盤平駅」から徒歩約28分