ツドイサンドは2021年3月27日にオープンしたサンドイッチ専門店。テイクアウトもイートインもUberEatsもOKな、ハイブリッド店舗です。今回はイートインでお伺いしました。
松戸駅からキテミテマツドを目印に約5分
松戸駅から路地を抜けて行く方法もありますが、はじめて訪れる場合には、キテミテマツド目印にしてアクセスするのがおすすめです。
松戸駅の改札を出て右側、西口を抜けて歩道橋を直進すると、左手に大型商業施設のキテミテマツドが見えてきます。ここまで来たら、もう地上に降りても迷うことはありません!
階段を降りて、キテミテマツドに向かって直進し、到着したら右折します。突き当りの「文化ホール入口」の信号を右に曲がると、張り出した瓦屋根とお店のアイコンが見えてくるはずです。
古民家を改装した店構えはどっしりとした存在感で、重厚な雰囲気に緊張してしまいますが……ガラスの引き戸越しに見える店内は、明るくオープンな雰囲気です。
「T」がサンドイッチになっていてかわいい!
まずは1階で注文
注文用のカウンターはお店の一番奥にあります。カウンターは一段高くなっているので、足元に気を付けて進みましょう。
ショーケースにはサンドイッチが15種類ほど。食事系とデザート系がだいたい半分くらいで、ランチでもおやつでもOKなラインナップです。
どれも断面が鮮やかで目移りしてしまいます。なにを頼もうかな……
今回はお昼ごろにお伺いしたので、看板メニューの「ツドイサンド」(税込500円)とカフェオレ(税込350円)を注文しました。支払いは現金のほか、各種バーコード決済にも対応しています。
ほかに気になったのは、白い食パンに生クリームとさつまいもがサンドしてある「やきいも」です。
公式Instagramによると、隣接する流山市の山田農園から直接買い付けをしている紅はるかを使用しているとのことでした。
今回はランチ目的だったので見送りましたが、次回はおやつに食べてみたい一品です。
わくわくする階段を上がろう
セルフサービス方式なので、フードとドリンクは自分で運びます。1階と2階のお席が選べるので、今回は2階へいってみようかなとレジ横を覗くと、古式ゆかしい階段が!
上の方がぱっと明るく、「いったいなにがあるんだろう」とわくわくする光景です。横幅が狭くすれ違えないので、もしほかのお客さんとタイミングが重なったら、譲り合いましょう。
手すりも使いながら、足元に注意して階段をのぼります。お席同士の間は広めで、お隣の方が気にならない距離です。
両側が壁のお席もあり、個室っぽくのんびり過ごせます。Free Wi-Fi とお水のサービスもありました。
たくあんの食感が楽しい!「ツドイサンド」
「ツドイサンド」をいただきます!
ライ麦パンに卵・ハム・きゅうり・レタス・人参が挟まったサンドイッチです。ライ麦パンの間には具がぎっしり。
特徴的なのは、卵の中にたくあんが混ざっていることです。同じ黄色なので目ではわかりにくいですが……かじるとポリっとした食感と、あましょっぱいたくあんの味が広がります。
「なにこれおもしろい!おいしい!」と、今まで経験したことのない味に感動です。フォトジェニックな見た目をよい意味で裏切るリッチな味わいでした。
内装も味わい深く見どころたっぷり
食後のカフェオレでさっぱりしたところで、気になっていた内装を見学します。
年季の入った立派な梁です。「こんな太い木どこから……どうやって……」と過去に思いをはせてしまいますね。
つるされている照明もおしゃれで、暑い日だったからか、風鈴のように見えました。
1階は壁に特徴があります。塗り壁と木製壁の組み合わせが趣深いです。
壁の左下に残るのはかつて使われていたにじり口(茶室で使われる、膝で歩きながら入る出入り口のこと)でしょうか。
設置されているベンチとの組み合わせにもこだわりを感じます。真ん中に生えている観葉植物のくねった幹が美しいです。
リピート確実の「ツドイサンド」
ツドイサンドはみんなが気軽に集える場所に、ということを目標としているそうです(公式Instagramより)。
のんびりできて見どころいっぱいの店内はもちろん、「あれも食べてみたかったな!」と、お店を出てからもあれこれ考えてしまう魅力的な場所でした。
季節によってメニューが変わるそうなので、いつ訪れても新鮮に楽しめそうです!
ツドイサンド
住所:千葉県松戸市松戸1874
アクセス:JR常磐線・新京成線「松戸駅」徒歩5分
連絡先:047-393-8317
営業時間:(平日)9:00-16:00 (休日)9:00-17:00
定休日:なし
Instagram:@tsudoisand